記憶を重ねる部屋

DWELL 鹿児島 | BRUTUS

前回のブログで紹介させていただいた『BRUTUS 5/15号 「居住空間学2017」』ですが、嬉しい事に表紙にも我が家のリビングの写真を使っていただいています。

この号のタイトルは「記憶を重ねる部屋」。このタイトルを思いながら改めて表紙を眺めていると、確かに色々な記憶が蘇ってきます。
右下に見えるキャビネットは私が初めて鹿児島で家具の展示会をした時につくったもの。
当時、私は東京から帰ってきたばっかりで、生意気なことばっかり言っていたような・・・・。
そんな私を支えてくださった、懐の大きい先輩方やお客様方。今の自分があるのはそんな皆様のお陰だと改めて感じます。

そんな風に様々な記憶が詰まったこの写真に、つい先日、新たなる記憶が重ねられました。
写真の中の、壁に並んだ4つのフレームに収められているポラロイド写真。これらは元マガジンハウスの名物編集長であり、現在はランドスケーププロダクツに所属されている岡本仁さんの作品です。
この表紙をご覧になられてすぐにご本人より連絡を頂き、遊びにいらしてくださいました。

我が家のリビングで、岡本さんは壁にかかった自らのポラロイドを眺め、記憶を辿りながら、1枚1枚、写真の説明とその時の気持ちを話してくださいました。

これは私にとって忘れられない時間であり、表紙にしていただいた1枚の写真に、更なる貴重な記憶が重ねられました。
岡本さん、本当にありがとうございました。この場を借りて改めてお礼を言わせていただきます。

このブログもまだ始まったばかりですが、少しずつ、素敵な「記憶」を重ねていけたらと思います。